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診察、治療が必要な下痢

・下痢とは?


下痢とは、便の水分の量が上昇し、液体もしくは泥状のまま体外へ排出される症状です。下痢は便の回数がそれほど増えない小腸性の下痢と便の回数が著しく増える大腸性の下痢があります。大腸性の下痢の場合、少ない量の下痢を何回も行い、便が出ないの便意を催してトイレに入ることがあります。


・どうして下痢が起こるのか?


下痢は便の水分の量が上昇することで起こります。細菌などの毒素や腸細胞へのウイルスの感染、炎症によって、腸の動きが活発になり、腸での水分の吸収がうまくいかないことで水分が多く残り、下痢になります。また、消化できないものが腸にある場合、腸はそれを異物と認識し、腸液を分泌したり腸の運動を活発化させて異物を追い出そうとします。結果、便の水分量が増えて下痢になります。


下痢に関連する疾患


・下痢の危険性


下痢が起こっていると、腸は炎症を起こしていたり、活動が活発化しており、ご飯の消化物の栄養をうまく吸収することができません。この状態が長く続くと、栄養が吸収できないことにより体重が減少してきます。さらには、腸の消化吸収機能の回復に時間がかかってしまうこともあります。また、水分がどんどん下痢となって排出されてしまうので、脱水を起こしてしまう恐れもあります。特に、仔ねこの場合は栄養不足、脱水は命に関わります。長引く仔ねこの下痢は特に注意が必要です。


また大人のねこでも、長引く下痢、再発する下痢の場合、免疫異常による腸の炎症や慢性膵炎、胆管炎、食物アレルギー、腫瘍などの疾患が隠れている可能性があります。


・下痢で行う検査


初期治療に反応しなかったり、繰り返すなどの難治性の下痢の場合は精密検査が必要になってくることがあります。検査計画はかかりつけの獣医師の指示に従ってください。


便検査
超音波検査
レントゲン検査
便遺伝子検査
血液検査
アレルギー検査
CT検査
内視鏡検査
腸管の生検

・まとめ


仔ねこは下痢をしていたらすぐに診察を受けましょう。


大人のねこもすぐに治らない下痢の場合は診察を受けましょう。いち早く原因別の治療を受けることで、もし治療の反応がない場合は次のステップに速やかに移ることができます。


下痢自体もねこにとっては不快感を伴います。一時的なものでない下痢は動物病院を受診してお薬をもらって治療し、ねこの不快感を取り除いてあげましょう。



◆コラム:便の採取と病院への持っていき方


下痢のときだけでなく、健康診断でも、動物病院に便を持っていくことがあるかと思います。便検査をするために便の持っていく時の注意点をご紹介します。


☆便を採取するときの注意点

・猫砂ができるだけ混らないようにする
・便は、ビニールやサランラップなどで包む。ティッシュやトイレットペーパーで包むと下痢便を吸収してしまい、検査ができなくなってしまう。
・包んだ便はその上からジップロックなどの密封できる容器に入れて病院へ持っていく。
・持っていく便はできるだけ新しい便を持っていく。

以上は正確な検査をするための注意点になります。どうしても上手く取れないときはあります。そんなときでも、諦めて持っていかないのではなく、とりあえず動物病院に持っていってください。下痢をしている場合、少しでも便があると診察の手助けとなります。また、気になる便をしたときは、写真を撮っておけば後で獣医師に相談できるので、オススメです。